投稿日:2025.11.26
矯正で痩せるのは本当?一時的な体重変化の原因とは
「矯正を始めたら痩せた」「装置をつけてから食欲が落ちた」そんな声を耳にすることがあります。
実際、歯列矯正の初期には、装置による痛みや違和感で食事量が一時的に減り、体重が落ちる方も少なくありません。
ただし、矯正による「ダイエット効果」は一時的なものです。
数週間〜数ヶ月で慣れてくると、食事量も自然に戻ります。
大切なのは、体重の変化よりも健康的に栄養を保ちながら矯正を進めること。
この記事では、「なぜ矯正で痩せるのか」「どのくらい体重が変わるのか」、
そして「健康的に過ごすための食事の工夫」について、歯科医の視点からわかりやすく解説します。
目次
矯正で「痩せる」と言われる理由

矯正治療を始めたばかりの頃、「なんだか食べづらい」「噛むと痛い」と感じる方は多いでしょう。
実は、こうした一時的な食事の制限や食欲の変化が、「矯正すると痩せる」と言われる主な理由です。
装置をつけた直後は“噛むのが痛い”ため食事量が減る
矯正装置を装着すると、歯が少しずつ動き始めます。
このとき、歯や歯ぐきに圧力がかかるため、硬いものを噛むと痛みが出やすくなります。
その結果、自然と食事がゆっくりになったり、
柔らかい食べ物を中心にしたりして、摂取カロリーが一時的に減少します。
特にワイヤー矯正の初期や、調整後の数日間は、食事量が普段の7〜8割程度に落ちることもあります。
間食が減ることで結果的に体重が落ちることも
装置をつけていると、食後の歯磨きやケアが大変になります。
そのため「お菓子を食べるのが面倒」「間食を控えるようになった」という方が多く、
間食の回数減少=摂取カロリー減少につながります。
また、装置に食べ物が詰まる不快感から、自然と間食やだらだら食べを避けるようになるのも一因です。
噛む力・食事時間の変化も影響
矯正初期は噛む力が弱まり、少量でも満腹感を得やすくなります。
また、「食べるのに時間がかかる」ことで、脳が満腹を感じやすくなり、結果的に食べすぎを防ぐ効果もあります。
このように、矯正中に体重が落ちるのは、食べにくさ・痛み・間食の減少が重なって起こる自然な現象といえます。
矯正中はどのくらい体重が減る?

矯正を始めてから「少し痩せたかも」と感じる方は多いですが、実際にどのくらい体重が減るのでしょうか?
結論から言うと、平均で1〜2kg前後の減少が一般的です。
これは一時的なもので、治療に慣れてくると徐々に元の体重へ戻るケースがほとんどです。
初期に起こる短期的な体重変化
装置をつけてから1〜2週間ほどは、歯の痛みや違和感で「食べづらい」「硬いものが噛めない」という状態が続きます。
そのため、柔らかい食事中心となり、食事量やカロリー摂取が自然に減少します。
特に、ワイヤー矯正の調整直後やマウスピース交換直後は、数日間にわたって体重が落ちることもあります。
ただし、この時期の体重減少は「脂肪が落ちた」というより、水分量や食事量の変化によるものです。
1〜2ヶ月後には多くの方が安定する
ほとんどの方は、1〜2ヶ月ほど経つと装置にも慣れ、噛む力も戻ってきます。
この頃には痛みが軽減し、通常の食事が取れるようになるため、体重は自然に元の状態へ。
中には「健康的に間食が減って体型が引き締まった」という方もいますが、
急激な体重減少は注意が必要です。
矯正は長期間にわたる治療です。エネルギーや栄養が不足すると、
歯や骨の代謝が落ちて歯の動きが遅くなることもあります。
注意したい栄養バランス
矯正治療中は、「食べづらい」「噛むと痛い」などの理由から、どうしても柔らかい食べ物に偏りがちです。
一時的に痩せること自体は問題ありませんが、偏った食事が続くと栄養不足になりやすく、
歯や骨の代謝にも悪影響を及ぼすことがあります。
矯正を順調に進めるためには、単にカロリーを摂るだけでなく、
歯や歯ぐきを支える栄養素をしっかり意識することが大切です。
矯正中に特に大切な3つの栄養素

たんぱく質
歯の周囲の骨や歯ぐきを作るための基本成分です。
豆腐・卵・魚・鶏むね肉・ヨーグルトなど、柔らかくても摂れる食品を意識しましょう。
カルシウム+ビタミンD
骨の再生をサポートします。
牛乳・チーズ・しらす・小松菜に加え、日光を浴びることでビタミンDの働きを高めることができます。
鉄分とビタミンC
鉄分は血流を促進し、歯ぐきの健康を守ります。
レバーや赤身肉、ほうれん草を摂り、ビタミンC(ブロッコリー・柑橘類)を一緒に取ると吸収率が上がります。
矯正中に痛みがあるときでも摂りやすいメニュー例
矯正直後で痛みが強いときは、「飲める・つぶせる・溶ける」食材を上手に使うと良いでしょう。
・豆腐入りの味噌汁やスープ
・卵雑炊、オートミール
・白身魚の煮付け、ツナ入りうどん
・フルーツスムージーやプロテインドリンク
これらは噛む負担を抑えながらも、必要な栄養を補えるおすすめメニューです。
体重よりも「代謝を落とさない」ことが大切
矯正中の食事制限が長引くと、筋肉量や基礎代謝が落ち、逆に太りやすい体質になることもあります。
また、カルシウム不足は歯の動きを遅くする原因にもなるため、無理な食事制限は避けましょう。
「痩せた=良い」ではなく、「健康的に回復していく」ことが理想です。
矯正治療中に 健康的に過ごすための工夫

矯正中は、最初の数週間こそ食事制限が必要になりますが、工夫次第で快適に・健康的に過ごすことが可能です。
「痩せる」ことを目的にするのではなく、治療中も体力と免疫を保つことが何より大切です。
痛みが少ない時にしっかり食べる
装置の調整直後はどうしても痛みが強くなりますが、数日経つと徐々に落ち着いてきます。
このタイミングで、バランスの取れた食事をしっかり摂ることがポイントです。
例えば、野菜スープにささみを加えたり、豆腐や納豆をプラスするなど、
「やわらかくて栄養のある一品」を意識しましょう。
間食を上手に取り入れる
食事が減りがちな矯正初期には、健康的な間食を取り入れてエネルギーを補うのもおすすめです。
ヨーグルト・チーズ・蒸しパン・バナナなどは噛む負担が少なく、腹持ちも良い食品です。
ただし、甘い飲み物やお菓子をダラダラ食べると虫歯のリスクが高まるため、時間を決めて摂るようにしましょう。
歯のケアと水分補給を忘れずに
矯正中は装置の周りに汚れが溜まりやすく、口内環境が乱れると痛みや口内炎の原因にもなります。
食後はこまめにうがい・ブラッシングを行い、清潔を保つことで食事も快適になります。
また、体重の変動を防ぐためにも、水分をしっかり取って代謝を維持しましょう。
心と体のバランスも大切に
矯正は見た目だけでなく、長期間の治療によるストレスも伴います。
無理に「痩せなきゃ」「我慢しなきゃ」と思わず、一時的な変化を自然な過程として受け入れることが大切です。
好きな食事を工夫して楽しみながら、健康的に続けることが結果的に最も効果的な治療サポートになります。
矯正で痩せるのは本当?一時的な体重変化の原因とはまとめ
矯正治療で「痩せた」と感じるのは、装置をつけた直後に起こる一時的な現象です。
痛みや違和感により食事量が減ることで一時的に体重が落ちるものの、多くの方は慣れてくると自然に元の体重に戻ります。
大切なのは、「痩せること」ではなく、健康的に治療を続けること。
栄養が不足すると歯の動きが遅くなったり、体調を崩して通院が難しくなることもあります。
柔らかくても栄養価の高い食事を心がけ、痛みが落ち着いたタイミングでしっかり食べる習慣をつけましょう。
矯正は健康な歯と美しい笑顔を目指す治療です。
体重変化に一喜一憂せず、歯科医師のサポートのもとで心身ともに健やかに過ごすことが、理想的な結果につながります。
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