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ブログ

投稿日:2023.10.21

歯科矯正でインプラントは使えるの?

皆様、こんにちは🐦
新宿歯科・矯正歯科です!
いつも当院のブログを読んでいただき誠にありがとうございます。
歯を失ってしまった場合、その解決策として
「インプラント」が注目されることが多いです。
一方、自分の歯並びが気になり「歯科矯正」を考えている方も少なくありません。
しかし、これら二つの治療を併用したいと思ったとき、
どうすればいいのか、実際には可能なのかという疑問が浮かびますよね。
特に、矯正治療を受けることを考えている中で、
欠損している歯がある場合、その部分をどう取り扱うかは非常に
重要なポイントとなります。
矯正治療を受ける際にインプラントを使用できるのか?
もしくは、インプラントを検討しているが、
まだ歯科矯正が必要と診断された場合、
どのようなアプローチがベストなのか。
これらの疑問を解消するために、
今回は歯科矯正とインプラントの関係について
詳しく探っていきたいと思います。

歯科矯正とは?

歯列矯正

歯並びや噛み合わせの問題を改善し、整えるための治療法です。
主にワイヤー矯正やマウスピース矯正などの装置を使用して、
歯を徐々に正しい位置に移動させることで、
機能的にも審美的にも良好な歯列を目指します。
特に、子供や若い世代で人気がありますが、
最近では大人の矯正も増えてきており、
年齢を問わず多くの人々が矯正治療を受けています。

インプラントとは?

インプラント

インプラントは、失われた歯を人工の歯根と歯冠で置き換える治療法です。
具体的には、顎の骨にチタン製のスクリュー(インプラント体)を埋め込み、
その上に人工の歯を取り付けます。
インプラントは自然な見た目が得られ、
噛み心地も自分の歯のように感じられるため、
高い満足度を持つ治療として知られています。
欠損部の復元だけでなく、隣接する健康な歯を削る必要がないのも大きな利点です。
これらの治療はそれぞれ異なる目的で行われますが、
時に同時に行う必要がある場合も考えられます。
そうした際の対応や注意点、そしてどのような選択が最善かを
理解することが重要です。

矯正治療の特徴

歯の不正確な位置や噛み合わせの問題を修正する治療法であり、
その目的は機能的、美的、そして健康的な側面から多岐にわたります。

咀嚼機能の改善

機能的な側面から考えると、不正確な噛み合わせは咀嚼機能に
問題を生じさせる可能性があります。
正しく噛むことができないと、食べ物の消化や栄養の吸収に影響が出ることも。

発音、滑舌の改善

また、歯や顎の不正確な位置関係は、発音や話す際のクリアさにも影響を及ぼすことがあるのです。

審美性の改善

美的な側面では、歯の並びや形が人の印象や自信に大きく影響します。
歯並びの美しさは、笑顔の印象を大きく左右するため、
多くの人が矯正治療を選択する理由ともなっています。
美しい歯並びは、自信をもって笑顔を見せることができ、
人間関係や日常生活の質を向上させる要因ともなるでしょう。

健康面の改善

健康的な側面においても、矯正治療のメリットは少なくありません。
ガタガタとしている歯並びは、虫歯や歯周病のリスクを高めることが知られています。
歯と歯の間の掃除がしづらい場合や、
食べ物がこびりつきやすい場合、
これらの歯科疾患の原因となる細菌が繁殖しやすくなります。

矯正治療の期間

矯正治療は初回の診察から治療終了まで数ヶ月から
数年かかることが多いです。
治療方法や期間は、患者の状態や治療の目的によって異なりますが、
一般的にはワイヤー矯正やマウスピース矯正を使用して
歯を徐々に移動させ、
理想的な位置に整えていく方法を使用します。

インプラントの特徴

失われた歯を人工の歯根で代替する治療法で、
近年非常に注目されている歯科治療のひとつです。
その最大の魅力は、まるで本物の歯のような機能と見た目を
取り戻すことができる点にあります。

メリット

自然な見た目

インプラント治療後の歯は、隣接する自然な歯と区別がつかないほどの
自然な外観を持っています。
これにより、日常生活においても違和感なく
食事や会話を楽しむことができます。

噛み応え

インプラントは顎の骨に固定されるため、
ブリッジや入れ歯のような移動するリスクが低く、
強い噛み応えを実現します。

隣り合う健康な歯を削らない

インプラントは、隣接する健康な歯を削る必要がないため、他の歯への影響が最小限にとどまります。

骨の吸収予防

インプラントが骨に固定されることで、
歯を失った部分の骨吸収を防ぎ、顎の健康を維持します。

治療手順

治療は、まず患者の口内の状態や骨の量を
確認する診察から始まります。
次に、適切な位置と角度でインプラントを埋入するための手術が行われます。
その後、一定期間骨とインプラントがしっかり結合するのを待ちます。
結合が確認されたら、最後に人工の歯を取り付ける手術が行われます。

治療期間

治療全体の期間は、患者の骨の状態や治療方法によって異なりますが、
一般的には数ヶ月から1年以上かかることが多いです。
しかし、その結果として得られる自然な見た目と機能性は、
多くの患者さんから高く評価されています。

矯正治療を先に行うケース

スペースの確保

矯正治療を先に行うことで、
インプラントを埋入するための適切なスペースを確保することができます。
特に、歯の欠損がある部分と隣接する歯が傾いている場合、
矯正によってこれを正しく位置づけることが必要となります。

正確な位置への誘導

インプラントを成功させるためには、
その位置が非常に重要です。
矯正治療を先に行うことで、正確な位置への歯の動きを誘導し、
後のインプラント治療の成功率を高めることができます。

インプラント治療を先に行うケース

大人の矯正

大人の場合、矯正治療の前に歯の欠損を解消しておくことが望ましいことが多いです。
これは、成人の場合の矯正治療は、歯の動きが限定されるため、
インプラントでの補完を先に行い、
その後で矯正治療を行うという流れが取られることが多いからです。

骨吸収の防止

歯の欠損が長期間続くと、その部位の骨が吸収されるリスクが高まります。
そのため骨吸収を防ぐために、
早期のインプラント治療を推奨することがあります。

治療の流れ
若い患者の場合

若い患者で歯の欠損がある場合、
まず矯正治療で歯の位置を整え、
その後にインプラント治療を行うのが一般的です。

成人の場合

歯の動きが限られる成人の場合は、
まずインプラントで欠損部を補完し、
その後矯正治療を行うケースが多いです。
いずれのケースも、矯正とインプラントの連携が大切であり、
両者の治療を一つの流れとして捉えることで、
最良の治療結果を追求することができます。

注意点
治療の順序やタイミングの選択

矯正治療とインプラント治療を組み合わせる場合、
どちらを先に行うかの判断は非常に重要です。
間違った順序で治療を進めると、治療の効果が低下する恐れがあります。
また、矯正治療中にインプラントを埋入すると、
矯正に伴う歯の動きがインプラントに影響を及ぼす可能性があるため、
タイミングの選択には十分な検討が必要です。

相談

カウンセリング

矯正とインプラントの両方の治療を検討している場合は、
ご自身の希望や疑問を伝えることが大切です。
治療の方針や、期間、費用など、疑問や不安を解消するためにも
遠慮なく質問いただき、ご納得いただいた上で
治療を開始していきますので、ご安心ください。

継続的なケアとフォローアップ

矯正やインプラント治療後も、
定期的な検診やケアが必要です。
治療後の正確なアフターケアが、長期的な治療の成功を保証します。
特にインプラントの場合、
周囲の歯や歯茎の健康状態を維持することが、
インプラントを健康的に維持するためには必須となります。

まとめ

いかがでしたか?
歯科矯正でインプラントは使えるの?について、
詳しくお伝えさせていただきました。
インプラントの特徴について、矯正治療の特徴についても
ご理解いただけたと思います。
矯正治療で気になること、
ご質問等ございましたら遠慮なく当院までご相談ください。
ご一読して頂きありがとうございます。

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