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投稿日:2024.6.7

後戻りしてしまった後の再矯正について

せっかく歯並びがキレイになったのに、少しずつ歯が動いてしまった……。
矯正治療をして、歯並びがキレイになっても数年後に歯並びが少しずつ動いてしまうことがあります。
日常の悪習慣や「リテーナー」と呼ばれる装置をつける時間や期間が短かったことなどいくつか原因が考えられます。

せっかく矯正治療をして整った歯並びが後戻りしてしまった場合には、再矯正を行うことがあります。
そこで今回は、後戻りをしてしまった後の再矯正についてご紹介します。

再矯正が必要になるのはどんなケース?

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歯並びが後戻りをしてしまった

矯正が再治療になるケースの多くは、「後戻り」によるものです。
矯正をした後は、歯並びが整っていたのに、何らかの原因が合って後戻りをしてしまう可能性があります。

リテーナーの装着不足

矯正には、歯を動かす「矯正期間」と整った歯並びを維持するための「保定期間」があります。
矯正治療後は、まだ顎の骨が十分に固まっておらず、歯が後戻りをしやすい状態です。
その歯並びを整った状態で維持するために「保定」があります。
保定には、リテーナーといわれて取り外し式の装置を使用します。
矯正期間と同程度、保定期間が必要と考えられていますが、
リテーナーを装着しない、20時間以下の装着の場合に後戻りの可能性があります。

噛み合わせが悪かった

矯正には、全体的な噛み合わせを改善する「全体矯正」と気になる一部分を改善する「部分矯正」があります。
全体矯正の場合には、噛み合わせのバランスも整えることができますが、
部分矯正は見える部分だけの矯正のため、噛み合わせの改善はできません
そのため、噛み合わせの悪い部分の当たり方が強い場合など、少しずつ歯が動いてしまうことがあります。

噛み合わせの改善が必要な場合には、全体矯正をおすすめしますが、
費用などの問題で部分矯正を選択した場合、後戻りの可能性が考えられます。

歯並びが悪くなるくせが改善しなかった

遺伝などで生まれつき歯並びが悪い場合がありますが、日常の生活習慣でも歯並びが悪くなるくせがあります。
そのくせを継続して続けていると、歯並びが悪くなる可能性があります。

歯並びが悪くなるくせ

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口呼吸

お口をぽかんと開けて呼吸をする「口呼吸」は、唇や頬から適切な圧がかかりません。
そのため、少しずつ歯並びが悪くなってしまい、出っ歯や受け口になりやすくなってしまいます。
矯正で歯並びを改善しても、口呼吸が継続されている場合には、後戻りの原因になる場合があります
ただし、口呼吸は歯並びが悪いため、口が閉じにくいことが原因で引き起こされていることも多いため、
歯並びが改善すると治りやすいといえます。

頬杖

何気ない時に頬杖をつく方も少なくないと思うのですが、
片側からの力がかかってしまい、歯並びや噛み合わせのバランスが悪くなるくせです。
日常的に同じ方向から力がかかり続けると、顔のゆがみにもつながります。
頬杖は意識することで、比較的治りやすい習慣なので、早めに改善しましょう。

舌で歯を押す

舌の正しい位置は上顎の少し出ている部分です、
しかし、歯並びが悪い場合など舌が下がっていることも少なくありません。
舌が下がっていると、歯を押してしまい、歯並びの不正につながります。
舌の位置は、トレーニングで改善しやすくなります。
正しい舌の位置を確認して、その位置に舌をつけるように意識しましょう。

歯ぎしり

寝ている時の歯ぎしりは強い力がかかっています。
無意識なので、自分では改善しにくく、歯並びの後戻りにつながってしまいます。
歯ぎしりは、「ナイトガード」というマウスピースを作製して、寝る時に装着することで歯や顎を歯ぎしりから守ります。

成長と共に歯並びが変わってきてしまった

お子さんの矯正で歯並びが改善した場合でも、顎の成長がまだ続いている可能性があります。
リテーナーを使用していたり、定期的にフォローアップしたりすることで後戻りしにくくなりますが、
定期的に検診をしていない場合には、歯並びが悪くなってしまうことがあります。
お子さんの場合には、18歳前後で生える親知らずの影響も考えられます。
矯正中には生えていなくても、その後生えてきて、手前の歯を押してしまうこともあります。
そうすると、後戻りをしてしまうことがあります。
定期的にレントゲンを撮影するなど、確認していきましょう。

理想の歯並びにならなかった

矯正をスタートする前に、治療計画を立てて治療を進めていきますが、
日常のくせやマウスピースの装着不足などで十分な矯正結果が得られない場合があります。
また、治療が途中で中断してしまった場合には十分な結果が得られないことが考えられます。

矯正のやり直しが必要か検討してもらう

再矯正の目安 後戻り矯正

後戻りをした原因を特定する

後戻りの原因は、悪習癖、リテーナー不足、矯正治療が途中だったなどさまざまです。
再治療をする前に後戻りをした原因を特定し、再治療の時には、改善できるようにしましょう。

再治療の必要性があるか診断をする

現在の歯並びと噛み合わせを確認して、再治療が必要か、どの程度改善を希望しているかなどを確認します。

再矯正の治療計画を確認する

再治療を始める前に、今後の治療計画を確認します。
患者さまにも内容を把握してもらうことで、矯正をスムーズに進めやすくなります。

継続的な検診とフォローアップ

再治療をした後も定期的に検診を受けて、歯並びの状況を確認します。

再治療の時に確認した方が良いポイント

再治療のポイント 後戻り矯正

再矯正の種類

矯正には、いくつか種類があります。
それぞれ特徴があり、患者さまのご希望と歯並びを考慮して矯正方法をご提案します
前回と同じ矯正方法を行う場合もありますし、ほかの方法が良いこともあるため、ご相談して決めていきます。

矯正のプランの確認

矯正には、気になる一部分を矯正する「部分矯正」と全ての歯並びを改善する「全体矯正」があります。
再治療の場合には、部分矯正や再治療のプランなど全体矯正と比較すると、費
用を抑えて治療ができる場合が多くなりますが、矯正がスタートする前に確認しましょう。
以前と同じクリニックで行う場合と新しいクリニックで行う場合でも費用が異なることが多いため、把握しておくことが大切です。

歯科医師とコミュニュケーションが取れているか

お口の中の歯並びは一人一人環境が異なります。
そのため、矯正の治療計画も患者さまの合ったものを立案します。
治療がスタートする前に治療について、ご説明を行いますが、不安なことや疑問を解決していただく時間です。
矯正治療は、むし歯の治療より治療期間も長くなるため、信頼関係が大切です。
歯科医師ときちんとコミュニュケーションが取れているか、確認しましょう。

まとめ

後戻り予防 リテーナー

矯正治療を行って、きちんと保定期間も「リテーナー」を装着すると後戻りが起きることは少なくなります。
ただし、日常的な悪習癖がある場合には、歯並べに悪影響を及ぼすことがあるため、改善が必要です。
口呼吸は意識して改善しやすいですが、慣れるまで口周りの筋力が低下して口が閉じにくい場合があります。
また、舌が下がって口が閉じにくいこともありますので、その場合には、口周りのトレーニングをしましょう。
患者さまのお口の状態に応じて、MFT(口腔筋機能療法)を行うこともできますので、お口が閉じにくい方はご相談ください。

当院では、後戻りをしないように、矯正治療が終わった後のフォローアップの体制も整えています。
後戻りも対応していますので、お気軽にご相談ください。

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